人相
人相(にんそう)
人相学とは、顔の形状から、その人の性質や運命を判断し、占う学問です。人相学とは、顔や目、鼻、口などといった顔の各部分の形、広くは身体も含む人の外形から、その人の内面、いわゆる、心、性格、行動を読み取り、判断するもので、面相学、人相術、観相学などとも呼ばれます。
歴史と特徴
ヨーロッパでは古くから人相学の研究が盛んに行われ、古代ギリシャではヒポクラテス、アリストテレス、プラトンなどが古代西洋人相学の基礎を築いたと言われています。18世紀にはスイスのラファターがそれまであった多くの文献をまとめた「人相学断章」をまとめています。またドイツのクレッチマーなどは現代科学の側面から人相を研究しました。
日本で最も古い相書(人相学の本)とされるものは室町時代の天山阿闍(てんざんあじゃ)が書いた「先天相法」です。元禄時代にはアジアから大量の相書が輸入され、民衆の間に人相学が広まりました。この頃から浮世絵などで人物の性格を表すのに人相学が使われるようになり、明治時代には目黒玄竜子が熱心に研究し、二代目玄竜子は人相学を体系付けたと言われています。
占いに使う道具
対象となる人の姿・顔・しぐさやくせなど
占い方
東洋や日本の人相術は、顔を上・中・下の3つの部分にわけ、上部を上停、中部を中停、下部を下停とします。上停は幼・青年期の運勢、中停は中年の運勢、下停は晩年の運勢を見る部分とします。
これに対して、西洋の人相術では、各部分の変化を見ることはく、丸型や卵型などの輪郭による区分や、骨相学的な頭蓋や額の形による判断が重要とされています。
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